【麻雀大会】四季王杯 – ファイナル

2020年5月6日

大阪・豊中の蛍池にある女性のための健康麻雀・麻雀教室のお店【豊中の健康マージャン】の麻雀大会【四季王杯】ファイナル

成績

秋の王
バウアーヤマジ
冬の王
板川和俊P
春の王
夏の王
リス
すいか割りde ポン★ 64.5 ▲24.3 ▲13.1 ▲-27.1
天使ルール ▲5.4 ▲1.1 15.6 ▲9.1
星取り合戦 3.4 ▲16.7 34.6 ▲21.3

 

レポート

ついに四季王杯の代表選手が集う四季王決定戦がスタートいたしました。四季四種のイベントを勝ち抜いた選手たちを待ち受けるのは、実際に大会で使用された以下の四種類のルール。
決勝戦は各ルールごとに2回戦を行い、先に2種目を勝利したものが優勝となります。また、3種目終了時に3選手同点の場合には、それまでの総合得点の上位を優勝といたします。それでは、熱き戦いのレポートをスタートいたします。

第1種目『すいか割りdeポン☆』
最初のくじ引きで選ばれたのはすいか割りdeポン☆。対局中に割れ目(得失点2倍)が移動する今ルールを、唯一知らない板川プロから悲鳴が上がりました。

1戦目、開幕は欅さんがノンミスのチートイツで先制リーチ。東2局は板川プロが二つ仕掛けてこの形。

m3m3m3j-tonj-tonj-chunj-chun ポンp5 ポンp1
ドラs9

受けて親のリスさんは当たり牌を止めて東単騎のドラ暗刻リーチ。これが両方とも流局と、さすが決勝戦はレベルが高いです。
2本場は今度は欅さんがドラ暗刻のリーチ!!

m1m1m1m4m4p5p6p7s4s5s6s7s8
ドラm1

しかし、これもアガリには届きません。続く東3局もリスさんからリーチ攻勢が入りますが、最初に沈黙を破ったのが燃える闘魂バウアーヤマジさん。

p2p3p4p5p6p7p8p9s2s3s4s7s7
ツモp1

珍しくダマで静かに闘志を燃やしておられました。

南場に入ってまだ誰も割れ目の恩恵を受けないまま。リスさんが早い2-5ソウテンパイを果たすも、ここは欅さんがきっちり5枚使い切り、ハイテイで打ち取ります。
南場にきてようやく沈黙を破ったのが板川和俊プロ。親のリスさんの早い仕掛けに怯まずリーチ。これを一発でツモり上げると、乾坤一擲のアガリでトップに立ちました。

m1m2m3m4m5m6m8m9s3s4s5s8s8
ツモm7

オーラスは欅さんがまさかの大逆転手か!?

m4m5m6p6p8p8j-hakuj-hakuj-chunj-chunj-hatsuj-hatsuj-hatsu

これが惜しくもリスさんと持ち持ちとなり流局。板川プロがまずは初戦をトップで制しました。

2戦目、東場はそれぞれ活躍がありましたが、今レポートはあえて東4局の戦いに注目して頂きたく思います。
四季王決定戦は各種目の2回戦目が最終戦。誰もが前に出なければいけないと理解している中、バウアーヤマジさんが白、東、中の順番で3フーロ。

s1s3s4s4j-hatsu ポンj-chun ポンj-ton ポンj-haku

普通なら発切りテンパイ。あえて切るとしても1ソウだと思いますが、「それは我々クラスの打牌ではない!!」とばかりに、なんとヤマジさんが選んだ打牌は3ソウ!!役満以外の未練を立ちる選択を取りました。
ここで板川プロにタンヤオテンパイが入るも、ソーズの2ソウは打てないと単騎選択を取ります。ここでヤマジさんが2ソウを掴んでしまうと痛いところでしたが、先に引いたのは3ソウで、普通に打てばこのテンパイになっていたところ。

s3s3s4s4 ポンj-chun ポンj-ton ポンj-haku

リスさんと欅さんはソーズを警戒したまま巡目が進み、待望の発がヤマジさんの手に入りました。しかし、それでもアガリは残り2枚の発が自ツモに残っていればの話ですから、情報量の多い大三元はここからが難しいところです。
さすがに王牌に固まっていればあがりはないと思われましたが、次の瞬間に王の領域にまで手をかける男がいました。中を加カン!!そして、リンシャン牌のツモに力を込めると、心の中で激しく鳴り響くファンファーレ!!

s3s3j-hatsuj-hatsu ポンj-chun ポンj-ton ポンj-haku
リンシャンツモj-hatsu

まさに我々クラスのみが手にすることできる行幸の役満でした。リスさんが割れ目で倍の支払いとなり、すいか割りdeポン☆を大三元で一気に制したバウアーヤマジさんの一勝となりました。
次の種目の指名権利は勝者に与えられます。戦いを有利に行うなら、ここはヤマジさん得意の三人打ちで畳み掛けると筆者は思いました。
しかし、ここでヤマジさん指名したのは、意外にも一発裏ドラのない天使ルール。試合中にマイクを握る機会はありませんでしたが、心の中ではこう叫んでいた事でしょう。

「──我々クラスはあえて相手の土俵に踏み込んで、そこで優勝いたしますよ!!」

まさにバウアーヤマジ節が炸裂した一戦目となりました。

第2種目『天使ルール』
天使ルールは間違いなく板川プロが実力を発揮するフィールドですが、リスさんや欅さんも不得意ではありません。それはバウアーヤマジさんも同じ事ですが、あえて肩を並べる計らいが粋でした。

緒戦は板川プロが連続リーチで1300-2600を決めるなどはしてリードするも、リスさん、欅さんも手は緩めません。東2局はリスさんが5800のアガリ、次局は欅さんが1300-2600で連荘を阻止します。

東4局、リスさんの気合いのリーチ!!(45)ピン払いでこの形。

m3m3m7m8m9p1p1p1p7p9s7s8s9

実はこれまでリーチ率NO1のリスさん。全部成功していれば、間違いなくダントツトップでした。これはさすがに欅さんから出て5200。続く欅さんにもドラ3のテンパイが入りますが、これは板川プロに1000点で惜しくもかわされてしまいました。

南場に入ってもガメリストの欅さんにドラが集まります。再び打点の高いリーチ!!

m1m6m6m7m7p3p3p4p4s7s7s8s8
ドラs7

場に出やすい一万ですが、これも終盤にリスさんの400-700で阻止されます。
勝負はオーラスまでもつれこみ、欅さんが一本場を積むも、ヤマジさんとリスさんのダブルリーチで万事休す!?しかし、ここでアガリをものにしたのはポンテンの板川プロ。最強位の実力を見せつけて、再びトップスタートとなりました。

着順は板川プロ、バウアーヤマジさん、リスさん、欅さん。ここはリスさん、欅さんが踏ん張りたいところです。

2戦目の開幕は欅さんの満貫からスタート。東2局はリスさんのタンピンイーペーコーのリーチが入り、板川プロがこれに追い付くも、ここは牌を押さずに止めました。

これが追っかけリーチなら11600に打ち込み。この守備力の高さが間違いなく板川プロの強さです。
粘りの連続で時間切れを迎えた南1局、欅さんが渾身のホンイツ

s3s4s6s7s8j-chunj-chun ポンs9 ポンj-pe ドラj-pe

これに3-6ソウと4-7ソウを被せたのが、板川プロとヤマジさん。ハイレベル過ぎて打牌から目が離せません。

この時、ヤマジさんが親でトップの欅さんと4000点差。つまり、ヤマジさんが欅さんを差しきって終了してしまうと、ヤマジさんが優勝となる状況でした。
これを瞬時に判断した板川プロは驚異的な計算力を発揮して、欅さんへまさかの満貫への差し込みを敢行!!この頭脳プレーでバウアーヤマジさんの連勝に歯止めをかけ、板川プロがトータルでは若干のリードでオーラスを迎えました。

しかし、差し込みの追い風は欅さんに吹き、最後は700-1300のアガリで逆転勝利。天使ルール1勝となりました。
最後は板川プロに有利な展開になりませんでしたが、これぞプロという魔神の読みを魅せて頂きました。

最終種目『星取り合戦』
ここまでヤマジさんと欅さんが互いに1勝。最後は逆転要素の薄い星取り合戦を指名。ここで板川プロとリスさんが優勝する為には、二人を総合得点で抜いて、かつ星取りを勝利しなくてはいけません。

1戦目、まさに主役は欅さん。開局はドラの中をポンして2000-4000。次局はドラをカンして4先切りのカン7をリスさんからロン。
これで完全に主導権を握るかと思われましたが、ただでは転ばないバウアーヤマジさんがカウンターの3000-6000を決めてタイ。

m4m5m6p4p5p5p6p7s2s3s4s7s7
ツモp6 ドラp3

南1局もバウアーヤマジさんが板川プロより9600を打ち取ると、リードを保ちました。
オーラスは欅さんが親番。欅さんの仕掛けが早く、このテンパイ。

m4m5p8p8s5s5s5 ポンj-chun ポンj-nan

ここに更に五万を引き込むと、12000点のテンパイの変化はさすが。これに対してあがれば星一つリードできるヤマジさんですが、終盤に前に出た8ピンが親満に捕まり、痛恨の打ち込みとなりました。

1戦目は欅さんが板川プロより星一つを獲得し、優勝に大きく手を伸ばしました。なんとか逆転したいヤマジさん。勝利条件は、欅さんをラスに沈めてトップを取るか、一気に二個以上の星を獲得するしかありません。
最終戦、仕掛け鋭い欅さんに対して、ヤマジさんのリーチ!!

m3 m4p2p2p2p3p4p5s3s4s5j-hatsuj-hatsu

しかし、ここでもアガリが先に届いたのが欅さんでした。

m1m1m1m2m2m2m4m5m9m9 y-m8m7m9

これで欅さんのラスの可能性が薄くなり、バウアーヤマジさんは益々苦しくなりました。
しかし、我々クラスはここからが違います。南2局の最後の親番、リスさんのリーチに対してヤマジさんの手牌。

s1s1s1s4s5s6s7s8s9j-nanj-nanj-hakuj-haku

この追いかけリーチをリスさんから撃ち取れば、+18000点のトップと飛ばしがついて星を二個獲得し、逆転優勝となります。しかし、ここは幸運の女神がヤマジさんに微笑まず、リスさんのアガリとなりました。

ヤマジさんが更に失点を重ねて迎えたオーラス。もはや欅さんの優勝は確定か!?とおもわれた最後の親番はリスさん。ここは無限にあがるしかないと大物手リーチ!!

m1m2m3p1p2p3p7p8p9s1s2s9s9

これにがむしゃらに向かったのがバウアーヤマジさんでした。しかし、実はこれが大逆転する為の秘中の秘策とは驚きでした。
なんと、ヤマジさんがリスさんに打ち込んで18000点以上なら、ヤマジさんが飛びでリスさんがトップ。リスさんに星二個が与えられ、リスさんが一勝。そして三者同点の場合、総合ポイントで上回るヤマジさんが優勝という、まさに大どんでんかえしが待ち受けていました。

しかし、欅さんの強運は最後まで3ソウをヤマジさんに引かせませんでした。そして長かった試合も終わりを告げ、欅さんが星取り合戦を勝利し、四季王杯優勝という幕切れを迎えました。本当におめでとうございました。
最後に我々クラスな麻雀を打ち続けたバウアーヤマジさん、魔神的な状況判断力を見せつけた板川和俊プロ、リーチ率NO1ながら最後までアガリに届かなかったリスさんにも拍手を送らせて頂きたいと思います。

これまで四季王杯のイベントにご参加下さいましたみなさま、本当にありがとうございました。これからも麻雀を通して明るく笑って頂けるイベントを継続していきたいと思います。これからも「すだちの巣」を宜しくお願いいたします。

執筆者:近野理智男
2015年10月14日