【麻雀大会】四季王杯 – ひなあられの節
ルール
成績
順位 | 選手 | ポイント |
1 | リス | +97.0 |
2 | バウアーヤマジ | +92.5 |
3 | おっしー | +48.5 |
4 | 清原 | +40.5 |
5 | 西田佳正 | +27.4 |
6 | ソース | +14.1 |
7 | ルキア | ▲32.9 |
8 | ビリー | ▲36.4 |
9 | すだち | ▲41.9 |
10 | 近野P | ▲49.3 |
11 | こにたん | ▲63.7 |
12 | サイレン | ▲95.8 |
レポート
4 月12日は季節も新たにスタートとした四季王春の部。天使ルール(一発裏ドラなし)を採用した4回戦となりました。
イベントラッシュの時期にも関わらず、12名の方にご参加を頂きました。今回は私もすだちも選手として参加の為、二人の合作レポートを送らせて頂きます。
まずは近野Pの自戦記より。
天使ルールは一発裏ドラがない分、手役やスタイルが大事になります。リーチ料の負担が大きい為、速攻にのぞむか、手役にどっしり構えるのがスタイル。そして、私は後者です。
【一回戦】清原さん、ビリーさん、ルキアさん
まずは近野P
このダマ満貫に気をよくするのも束の間、今度は清原さんが速攻で気持ちのいいリンシャンツモ。親の2600オールは大きいです。迎えた一本場の4巡目。
かぶれた私の打牌は全ての手役を見る打⑧ピン。ふっ、決まったな、とか考えていますと、すぐの⑦ピン引きに、カラスの鳴き声が合唱のように聞こえました。その結果が⑥⑦ピンの状態でへたれフリテンリーチ(´;ω;`) はずかしさ満載ですが、高めハネ満なだけに周りのオリを期待するしかない。周囲の打牌に期待は持てましたが、ふとした瞬間に下家の清原さんがペン7ソウをチー、そして現物の(8)ピンをツモ切られてオワター!?このファインプレーのまま、清原さんにトップを押しきられてしまいましたとさ。
【二回戦】サイレンさん、ルキアさん、バウアーヤマジさん
日本プロオープン本戦を終えて新たな目標に挑むヤマジさん。打ち筋を見ていますと、そんな充実感が感じられます。そのエネルギーに満ち溢れた一局がこちら。小場を重ねたヤマジさんの親番で、ルキアさんの切ったドラの一万をチー。サイレンさんが入ってましたよと、ドラをツモ切るとこれをポン!! そして2巡後のサイレンさんの9ソウをロン!!!
実はカン8ソウからの鳴き戻し。まさに麻雀劇画を彷彿とさせるような18000点。このポンに反応できる打ち手は少ないです。我々クラスの基本である5万点オーバーのトップはさすがでした。
【三回戦】こにたんさん、西田さん、リスさん
ウェスタンカップ、イーガーカップと、数々の杯を重ねてきたこにたんさんの打牌はいつも静かです。そして、淡々と大物手を狙うところから、以前に「沈黙の戦艦」という愛称をつけさせて頂きました。各自の意識がぶつかり合うなか、リスさんの体勢がとてもよく感じられました。普段はあまり無理をしないリスさんが、今日は鳴いてでも、押す押す!!
難しかったのがこの局面。南場のこにたんさんの親番で、私がタンピンドラ1のリーチ。親のこにたんさんが、ポンを2つ叩いてこれで押す。この状況で互いの引き勝負と思われましたが、終盤でリスさんがこにたんさんからチー!?すぐに引かされたのがドラ6!?これは通ったものの、次に初牌の南がこにたんさんに打ち込みとなり、技あり。結果、最後はきっちりリスさんのトップとなり、三連勝を決められました。
それではこれより、すだちにバトンタッチです。
と、バトンタッチされたものの、実は私ことすだちの調子は芳しくなく、三回戦はルキアさん、サイレンさん、清原さんと骨肉のラス争いをしていたのです。リーチは空振り。仕掛けては放銃。絵に描いたような不運さに心で涙しながら、それでも勝つためには前に進むしかありません。しかし、頑張ろうという気持ちとは裏腹に、私のメンタルの弱さが露呈する一局が。さっさとリーチを打てばいい両面待ちを、何を思ったのか1巡待って空切りリーチ。挙句、その1巡で危険牌を押し通すことができた清原さんがサクっとツモあがり、天使ルールでは貴重な1000点棒を失う羽目に。゚(゚´Д`゚)゚。
清原さんが決勝卓に駒を進めるのとは対照的に、本日の一番運の悪かった人たちだけで固められたラス卓には、私の他にルキアさん、サイレンさん、こにたんさんの姿がありました。ここで負ければラスの中のラス! 本日のキング・オブ・不運! そう思うと皆、是が非にでも負けられません。そんな中で、何とか満貫をあがってちょっぴり調子づいたすだちが、本日初めてのトップを取らせて頂きました\(T▽T)/
【最終戦決勝卓】リスさん、おっしーさん、清原さん、バウアーヤマジさん
リスさんが三連勝。しかし、トップが+35Pつく為、まだ誰にも優勝の可能性があります。
大きく聞こえたのが、バウアーヤマジさんのロンの声、12000点。トイトイタンヤオドラ2をリスさんから撃ち取ります。しかし、この日のリスさんは最後まで落ち着いた麻雀を見せてこのカウンター。
今度はチートイドラドラを清原さんから撃ち取り、決して引いてはいけないラスを回避。着順は3着でしたが、ポイント差で見事に逃げ切り優勝となりました。
これまで四季王杯に皆勤賞だったリスさんの頑張りが実った結果だと思います。リスさん、おめでとうございました!
執筆者:ほぼ近野P&おまけのすだち
2015年03月21日