カベとは?

2020年9月9日

大阪・蛍池の健康麻雀・麻雀教室・競技麻雀のお店【豊中の健康マージャン】

麻雀で逃げる時に使う技のひとつとして『スジ』がありましたが、スジと同じくらい使用するのがこの『カベ』という考え方です。スジを覚えることでも大変だったのに、カベとかいう新しいものが……という気持ちになるところでしょうが、このカベを覚えることによって麻雀の守備力は飛躍的にあがります。

同じ数牌が3枚以上

『カベ』を使うにあたって必要になってくるのが、『自分の手牌+全員の捨て牌を合わせて、全く同じ数牌が3枚以上』という状況です。3枚見えている状態を『ワンチャンス』、4枚全部見えている状態を『ノーチャンス』と呼びます。
スジはリャンメン待ちに対する考え方でしたが、この『カベ』はリャンメン待ちはもちろんのこと、カンチャン待ち・ペンチャン待ちにも使うことができます。

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真向いの席の人からリーチが入ったところです。あなたはこの手牌で戦う選択をするならば、恐怖心を封印して『2ピン』や『6ピン』を捨てなくてはなりません。一方、逃げる選択をするならば、捨て牌の情報を駆使して安全に逃げられそうな牌を選ぶ必要があります。

今回は『カベ』を使って逃げる方法を考えてみましょう。

カベ:ノーチャンス編

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ノーチャンスは同じ数牌が4枚見えている状態の時に使うことができます。この図では、捨て牌と手牌をあわせて、全部の2ピンの所在が明らかになっています。

麻雀では、全く同じ牌は4枚しか入っておりません。つまり、2ピンが全部見えている以上、2ピンを使った待ちを作ることはできない、ということです。

2ピンを使ったリャンメン待ちは『23』ですが、今回このリャンメン待ちは作ることができません。そのため、『1ピンはロンされにくい』という状況が生まれます。この考え方が『カベ』です。

ちょっと待って! もしもリャンメン待ちの『23』の形が存在できないのならば、『4ピン』も安全なのでは? という疑問が浮かび上がるかもしれません。
しかしながら、4ピンが安全かどうかを確認するには、4ピンがロンとなる場合の待ちの形がどれだけ残っているかを考えなくてはなりません。

4ピンを捨ててロンと言われるケースは、
・リャンメン待ち『56』
・カンチャン待ち『35』
・シャンポン待ち『44』
・単騎待ち『4』
この4種類が存在し、4ピンの安全を確認するために、『5ピン』や『6ピン』や『3ピン』などの枚数の確認が必要となります。

『カベ』とは、あくまでも『3枚以上見えている同じ数牌の、外側の牌が安全である』という考え方です。

カベ:ワンチャンス編

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ノーチャンスは同じ数牌が3枚見えている状態の時に使うことができます。この図では、捨て牌と手牌をあわせて、7ソウの所在が3枚明らかになっています。

ワンチャンスの考え方もノーチャンスと同じです。3枚見えている7ソウの外側の牌が安全になりますので、『8ソウと9ソウが比較的安全度が高い』と予測されます。

7ソウを使った待ちの形は、
・リャンメン待ち『78』
・カンチャン待ち『79』『57』
・シャンポン待ち『77??』
・単騎待ち『7』
この4種類の待ちの形のうち、シャンポン待ちだけが存在することができません。

その他の待ちの形については、もし最後の7ソウを相手が持っていたら、8ソウや9ソウを捨てた場合にロンあがりされる可能性があるということです。

ワンチャンスはノーチャンスに比べればロンあがりされる確率はあがりますが、それでも逃げる時に現物やスジの牌がなくなった時に利用することが多い牌です。

カベ 一覧表

3枚以上見えている数牌カベを使って捨てられる牌
なし
1と2
2と3
なし
7と8
8と9
なし
1と5と9が全部見えていても、その情報だけでは参考になりません。

スジとカベ、どちらが安全?

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スジ』は、6が捨て牌にあれば3または9は安全に捨てることができる、という考え方でした。今回のこの図の中でも、相手プレイヤーの捨て牌である『六萬』に対して『三萬』をスジとして捨てることができます。

それでは、スジとカベ、どちらの安全度を優先するのでしょうか?
それはスジの時もお伝えした通り、『待ちの種類を確認する』ということです。

麻雀の待ちの種類は5種類です。
・リャンメン待ち
・カンチャン待ち
・ペンチャン待ち
・シャンポン待ち
・単騎待ち
このうち、いくつの種類にあがりの可能性があるのか、を探ることが、安全度をチェックする方法です。

捨てた時にロンされる可能性待ちの形
カベ:ノーチャンス
1ピン
✖印の待ちは4つ
✖リャンメン待ち
 『23』のリャンメン待ちはできない。

✖カンチャン待ち
 1ピンのカンチャン待ちは存在しない。

✖ペンチャン待ち
 1ピンのペンチャン待ちは存在しない。

✖シャンポン待ち
 捨て牌に1ピンが3枚あるため、『11??』のシャンポン待ちはできない。

○単騎待ち
 残り1枚の1ピン単騎待ちはありうる。
カベ:ワンチャンス
9ソウ
✖印の待ちは3つ
○リャンメン待ち
 『78』のリャンメン待ちはありうる。

✖カンチャン待ち
 9ソウのカンチャン待ちは存在しない。

✖ペンチャン待ち
 9ソウのペンチャン待ちは存在しない。

✖シャンポン待ち
 手牌に9ソウを3枚持っているためできない。

○単騎待ち『9』
 残り1枚の9ソウ単騎待ちはありうる。
スジ
三萬
✖印の待ちは2つ
✖リャンメン待ち
 『四五』リャンメン待ちだった場合は、フリテンのためロンされない。

○カンチャン待ち
 『二四』のカンチャン待ちはありうる。

✖ペンチャン待ち
 図では一萬が3枚見えているため、『一二』のペンチャン待ちはできない。

○シャンポン
 『三三??』のようなシャンポン待ちはありうる。

○単騎待ち
 『三』単騎待ちはありうる。

サンプルの図を利用して、可能性のある待ちには『○』、可能性が全くない待ちには『✖』を付けました。この時、✖が多ければ多いほど安全度は高くなります。ですので、今回の場合は『1ピン』>『9ソウ』>『三萬』の順番で安全度が高い、ということがわかります。

今回はカベの方が安全度が高い結果となりましたが、自分から見えている牌の枚数によってカベとスジの安全度は入れ替わります。その都度、待ちのパターンの確認を取って、より安全度の高い牌を見つけてみましょう。その練習を繰り返すことによって、麻雀の守備力は飛躍的に向上します。