『形の作り方』と『あがり方』は違う。ここが、麻雀を学んでいく上で最初の関門になるのではないでしょうか。形を揃えるとあがりに結び付くのですが、揃えた形の全てがあがりになるかといえば、そうではありません。
麻雀では、①形を揃える、②1役以上の手役を作る、この二つの条件を満たして、初めてあがりになります。そのために、まず形を揃える方法を覚えましょう。
(参考動画:麻雀のあがり方)
形の作り方
形の作り方は、大きく分けて2つあります。
5つの組み合わせを作る『4面子1雀頭』の方法、もしくは7つの組み合わせを作る『七対子』です。
もう一つ、例外的な方法として『国士無双』という手役がありますので、そちらは手役の説明ページでご覧ください。
その1:4面子1雀頭
麻雀の基本形です。2枚1組ずつ集める七対子の形もありますが、まずはこの方法で形を作っていくのがベターでしょう。そしてこの基本形の全てが、あがりに結び付くわけではないので、難しい部分でもあります。
【面子の作り方】
①全く同じ牌を3枚揃える
②同じ種類の数牌を3枚順番で揃える
※ただし、1と9は跨げない(✖812 ✖912 など)
【雀頭の作り方】
全く同じ牌を2枚揃える
その2:七対子(チートイツ)
七対子は麻雀の手役の1つです。ですので、この形さえ作れば、あがりとなります。わかりやすい形の1つですので、麻雀を覚えたての頃によく狙ってしまう役の1つでもあります。
2枚1組の牌を、全て別種で揃えることが手役の条件となります。
麻雀の牌は全く同じ牌が4枚ずつ入っておりますので、同じ牌を4枚集めて2枚1組を2つ作ることもできますが、4枚使いというルールは認められていない所が多いので、事前にルール確認しておきましょう。
Q.雀頭(ジャントウ)?対子(トイツ)?
4面子1雀頭の時には『雀頭(ジャントウ)』、七対子の時には『対子(トイツ)』と呼ばれている2枚1組の牌の組み合わせがあります。どちらも見た目の形状は同じです。
なぜ名称が変わるのかというと、14枚の牌の中での役割が少し違うからです。
雀頭は、4面子1雀頭を作成する上で、必ず必要となってくる唯一の2枚1組の組み合わせです。4つの面子を胴体とみなして、1つだけある部分が頭といったイメージですね。
一方、対子は2枚1組の組み合わせの名称であって、それが雀頭でなくてもよい、ということです。ですので、4面子1雀頭の形を作っている最中に出来上がった2枚1組の組み合わせは、それがまだ雀頭でない状態であれば対子と呼びます。
あがり方
麻雀では14枚の牌を所定の形に揃えた上で、1つ以上の手役が必要になります。同時に複数の手役が出てくるあがりもあり、同時にたくさんの手役が出れば出るほど得点が高くなります。
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